2016年8月6日(土)のことです。
翌日の岩見沢で行われる山祭りに参加するため、前泊しました。
この宿、すごすぎます。
ホントを知る会で知り合ったＯさんＳさんが営む宿。
何がすごいかというとこの宿、「ギフト経済」を実践しています。
宿と言っても、キッチン、ダイニング、リビング、和室、洋室、2階の部屋、お風呂、トイレ、洗面所がある2階建てで広めの一軒家です。
キッチンがあるので、自炊できます。
しかもすごいのは、湧き水や、新鮮な野菜、それに冷蔵庫の中にはジュースや食べ物を用意してくれています。
どれを使ってもいいよとのこと。
すべてギフトです。
ギフトをいただくと、ラッキーという感覚よりも、それ以上に自分には何を貢献できるだろうか、と考えます。
少なくとも、宿をきれいに使おうという感覚になります。
息子と二人で宿泊したので、息子にはこんな話をしました。
ここはギフト経済を実践している宿だよ。
普通はお金を払ってその代わりに泊めてもらえる。
だけどここでは、お金はいらないよというやさしさで泊めてくれているんだよ。
やさしさにはやさしさを返したいよね。
自分たちが今すぐにできるやさしさは、できるだけ宿をきれいに使うことが、パパが今思いつくこと。
ということで、少なくともきれいに使おうね。
ギフト経済を実践してみたい気持ちはありつつ、やはりなかなか踏み込めない部分がある。
しかし今回、理屈を聞くよりも先にギフトをいただいた。
初めての体験だ。
チェックインの時、「宿泊者には、ノートを書いてもらっています。よかったら書いていってください」との案内が。
ノートを見ると、ここに泊まった人たちの感動がたくさん書いてある。
これをきっかけに、ギフトやペイフォワードといったことを自分も少しずつ実践してみたいと思う。
まだうまくまとめられないけど、とりあえずまた、新しい世界に踏み込んだ気がする。
Ｏさん、Ｓさん、お世話になりました。
コメントをお書きください