アイヌの家「チセ」を見てきました

函館から札幌へ移動したときのこと。途中、札幌アイヌ文化交流センターへ立ち寄った。

アイヌの家は、「チセ」と呼ばれている。すごいのは、氷点下20度になる北海道でも、アイヌの人は生き続けていたこと。家は自然素材で作られていて、囲炉裏のようなところで夏の間も1年中火を焚き続けるという。すると地面に蓄熱されて、冬の間はその熱により暖かいという。


本当なのだろうか!?
本当に、そんなに蓄熱できるものだろうか!?
わからない。
わからないから、とにかく見てみたい。
ということで、近くを通ったのでチセを見るために立ち寄ってきたのです。

チセの外観。

屋根。
ササの茎も屋根の材料にするようだ。
うちのフィールドでも応用できるかもしれない。
だけど、このササの量は半端じゃない。
本当にこれだけで屋根を作ろうと思ったら、いくらササがあっても足りない感じ。

そして屋根の裏側。
骨組みは木で組むようだ。
しかし高所作業はどうようにやっているのだろうか。

そして噂の囲炉裏。
そうそう、冬になると家全体が雪で覆われて断熱されるという話もある。
で、結局家の中は10度程度に保たれるとのこと。

うーん、しかし実際にやってみないとどうにもわからない。
そうなるらしい、では納得できない。
とにかく自分で、雪断熱実験や、囲炉裏を作ってその効果を実験したりしてみないと確かなことがわからない
ということで、今後も実践的に研究を続けていきたいと思います。