白樺の樹液!

パーマカルチャー研究所のオフグリッド生活実験フィールド(略してフィールド)には、白樺の木が4,5本生えている。

娘の通っているトモエ幼稚園では、毎年雪解けの時期に白樺の木に穴をあけて、ぽたぽたと落ちてくる樹液を園児たちがなめている。

自分もやってみたい!ということで挑戦してみました。

事前にトモエのスタッフさんにやり方を聞いた。
方法は意外に単純で、白樺の木にドリルで穴をあけ、そこにチューブを突っ込むだけだという。
しかし、3本の白樺に試しに穴をあけてみたが、3本とも樹液は出てこない。
うーむ。やっぱりそうそううまくいかないよなぁ。
と、4本目の白樺に穴をあける。
心なしか、木くずが今までよりも湿っぽい。
さらに掘り進めると、タラーッ。
出たー!

さっそく用意しておいたチューブを入れてみる。

4秒に1滴ぐらい落ちてくる。
そのチューブの先をペットボトルに入れて。
 
完成!
子どもたちも大喜び!
味は、わずかに甘みがあっておいしい!
時間を空けて再び来ると、穴をあけた直後は出なかった木からも樹液が出ていて、結局すべての5本あったすべての白樺から、樹液が出た。
これは結局3月の下旬に出たこの白樺の樹液。
結局5月のゴールデンウイーク前ぐらいまで採取することができた。
多い時には一晩で6リットルほどの樹液をとることができ、樹液コーヒーや樹液なべを楽しむことができた。
自然のめぐみをいただくことは、非常に心が躍る体験なのでした。