ホントを知る会にて、「生活の中のエネルギー問題その3~オフグリッド生活を作る」講演

今月のホントを知る会、今月はチューターで参加させてもらいました。
テーマは、「生活の中のエネルギー問題その3~オフグリッド生活を作る~」です。
内容は以下の通り。

1.私とエネルギー問題
1.1自己紹介
1.2エネルギー問題とは
1.3パーマカルチャーとの出会い
1.4はらみづほさんとの出会い

2.パーマカルチャー研究所の設立
2.1新しいライフスタイルの提案
2.2新しい考え方の提案
2.3幸せな生き方の提案

3.オフグリッド生活を作る
3.1通常の住宅と研究所で目指すオフグリッド生活
3.2土地との出会い
3.3草を刈る
3.4ストーブを譲り受ける
3.5物置を作る
3.6太陽光発電の導入
3.7かまくらを作る
3.8松の木の剪定
3.9シラカバの樹液をいただく
3.10モバイルハウスを作る
3.11モバイルエコトイレを作る
3.12井戸を掘る

4.今後の展開

これまでどういう思いを持ってエネルギー問題を考え、パーマカルチャー研究所の設立に至ったか。
そして研究所実験フィールドでどのような実験をやっているかを、詳細にお伝えすることができました。
研究は公開してこそ意味を持つと思っているので、今回発表の機会をいただけて大変光栄でした。
参加者からは、以下のような感想や反応をいただけました。

・初日の一番の盛り上がりどころはトイレ
・二日目の一番の盛り上がりどころは、樹液と、学校教育(学校教育は話の流れで出てきた話題)
・楽しくやっているところがよい。
・誰もができるわけではないが、自分の生活スタイルに合わせてできることはやってみるとよい。
・生き方のヒントになる
・エネルギー問題からスタートして人生の生き方を考えるのは、哲学的でおもしろい
・一緒にオフグリッド生活を作っている気になって楽しかった。今後も続きを聞いてみたい。
・トイレが離れにあり、井戸を使っていた、小さいころの実家暮らしを思い出した。
 そうか、昔に戻ればいいのか。
・昔、井戸で使っていたことを思い出した。夏の水は冷たかった。
 井戸の水質のせいで、セーラー服を洗濯すると黄ばんでしまうので、定期的に漂白をしていた。
・家で防災体験デーとして防災グッズで災害体験をしたことがある。
 その時に色々な気づきがあった。今回の話も、その時に感じたような気づきを色々得られた。
・モバイルエコトイレを実践してみたい。自分のところで一番実現できそう。
・アイルランドでは、一人前を意味する言葉で、「井戸を掘れるようになった」という言葉があるらしい。
 スイスでは同様に、「家を建てられるようになった」と表現するようだ。
・人工物を作るとエネルギーを消費するが、話す仕事や教育する仕事は、直接的にはエネルギーを消費しない。
 しかしながらそれにより、心が満たされる、結果、物欲や所有から離れることができる可能性がある。
 そうなると結果、エネルギーを使わずに、エネルギーを消費しない生活を広めることができるのではないか。
・現在の経済も、緩やかに、モノから精神へシフトしている気がする。
・みんなの話を聞いていると、小さいころからシティライフだった人、小さいころは田舎暮らしだった人、地域性があるのがおもしろい。
・田舎と都会の両者の話を聞くと、都会では生きる力が弱っていることを感じてしまう
・都会にいた人が田舎に行ったりすると、新しい文化が生まれやすい


主催のNさんご夫妻、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。