不登校の子のための居場所「あれとぽ」にて、科学実験「電流イライラ棒を作ろう!」

今日はトモエの卒園小学生対象の、科学実験の日。
今回は、「ウッチャンナンチャン炎のチャレンジャー、これができたら100万円!」で一世を風靡した、電流イライラ棒。の、超簡易版を作る工作。


テレビ番組では、金属で作られたコースにいらいら棒を通していたけど、今回作ったものは、一本の針金コースに、もう一つの針金でつくった「いらいらリング」を通すもの。

ただそれだけでも楽しめるけど、針金だけでは触れたか触れていないか微妙な判定が難しい。
そこで、接触すると電気が流れてLEDライトが点灯するように。
それで微妙な判定がしやすくなる。
だけどそれでも、LEDが一瞬ついたような場合、「今ついた!」、「いや、ついてないよっ」ということになる。

そこでもうひとひねりして、一度電気が流れるとそれ以降は電気が流れっぱなしになる機構を持つ、「サイリスタ」という部品を使う。
これにより、一瞬でも触れたらLEDが点灯しっぱなしになり、微妙な判定が確実にできるようになる。

針金はぐにゃぐにゃと曲がるので、自分でオリジナルの難しいコースを作ることもできる。

小学生なので、細かい理論は置いといて、電気でこんなおもしろいことができる、ということで何となく記憶に残ってくれれば。
電気じゃなくても、なんとなく理科的なことはけっこうおもしろいこともある、という感覚が少しでも得られることを期待して、次回もがんばります。